ここは僕の冷蔵庫。後はあれして食べるだけ。

I love the frozen FOOD.

毎年つらい思いをする確定申告。
「面倒」「これなんだっけ?」「申告ってなんだ」なんてことが、毎年繰り広げられます。
毎月申告するなら「忘れることもない」んですが、毎年一回、一時期だけってのは結構忘れがちです。
そんなこんななので、大きな話を整理しておこうかなと。

※私、会計が本業ではござりません。あんぽんたんなこと、いっぱい言ってる気がします。その点、ご注意を!

申告

確定申告とは所得の申告。
おいくら万円儲けが出ましたよと申告すると、お国様からその分税金を払ってねと言われる、そんなイベントです。
お国様方は、その所得に応じて色んな税金を翌年からせしめますし、また、その所得を色んな目安に使います。

  • 所得税
  • 事業税
  • 社会保険
  • 住民税
  • :

おっかい おっかい。

事業の利益

ちょっと、順番に紹介していきます。

まず、事業でどんなけお金が稼げたかって話を計算します。

事業の利益 = (事業で売りあがったお金)-(事業を継続する上で必要になったお金)

です。
事業で売りあがったお金は、いわゆる売上です。
事業で継続する上で必要になったお金は、いわゆる経費や仕入れの合計金額です。
入ってきたお金から必要になったお金を抜いたもの、それが利益です。

経費は従業員への給料等、一切合財含んでます(もちろん、事業主は給料はないですからね、気を付けてください)。

この事業の利益に対して、お国様が税金をせしめようとするわけです。
ただ、お国様も出来た方で、せしめる前に「ご褒美」をくれます。
これが「控除」というなの「ご褒美」です。

控除

例えば、

身体をいたわれや

ということで、保険に加入していたりすると控除があります。
経費をしっかり勘定して、青色申告資料を作成して申告すると

申告お疲れ様だったで賞

という名の青色申告基礎控除が貰えます。
はたまた、たくさん病院へ行った方には

御見舞金的な返金

というなの医療控除があります。

故郷に貢献したで賞

最近はやりですね。寄付とかしたりすると控除対象になったりするんですよ。
その他にも色んな控除あります。
知らないと損しますが、褒美満載です。

所得

お国様は、所得に対して税金をせしめるわけですが、この所得は、こんな感じで求められます。

所得 = 事業利益 - 控除

所得は、利益からご褒美金額を抜いた分でいいよって話です。
ご褒美あがるけど、のこりの分は、しっかり税金ちょうだいね(はーと)ということですな。

確定申告

上記で求めた金額(所得額や控除額)を、青色申告として税務署さんへ申告します。
時期は、2月中旬から3月中旬です。
その後、お国様は所得におうじた「税金」を、銀行口座からわっしょいわっしょい持っていくわけです。
どうせなら、銀行口座に「いいね♪」ぐらい残してくれてもいいけども、お金だけ吸い取って終わりです(笑)

税率

確定申告の所得が340万円だった場合の想定を書いてみます。

所得税

所得に応じて、お国様がせしめる税金です。


340万円所得ですと上記表から330~695万円の範囲に該当しますので、20%の税率。
ただし、427,500円は勘弁してくれる(控除してくれる)ので、こんな計算になります。

340万円 × 20% ― 427,500円 = 252,500円

事業税

個人事業税を所得からせしめられます。
ただし確定申告した際にご褒美として頂いた「青色申告特別控除」は、所得にいれて計算する必要があります。
尚、その金額が290万円以下の場合は、これを免除してくれるそうです。
さて、計算方法ですが、所得税とは異なり、5%の定額税率です。
先ほどの所得税のサンプルで340万円の所得の場合は、青色申告特別控除65万円を足し合わせた405万円が課税対象。

405万円 × 5% = 202,500円

です
所得税と同じぐらいもっていかれるってことですねえ。

住民税

県や市から請求される住民税。
住民税は控除を抜く前の利益に対しての金額を考えないといけないみたいです。
その金額が360万~700万未満であれば、その金額に80%をかけた数字が課税対象になるもよう。
さて計算ですが、確定申告で340万所得になった例でいえば、ここに控除金額をいったん合わせてから80%掛け算。
控除が160万ぐらいだったと仮定すると、340万と足し合わせて課税対象500万円。
ここに80%をかけると、400万円。ただし、このうち控除として54万円勘弁してくれるので、346万円。
ここに、先ほどの控除を戻します。
ただし、青色申告控除分は戻しちゃだめです。
160万から一度青色申告控除分をひき、95万円。ここに基礎控除33万円分を足します。つまり控除総額128万円。
346万円から128万円を引いた 218万円が課税所得。
ここから、200万以下、200万以上の税率計算があって、ごにょごにょしますm(_ _)m
たぶん25万円前後です。

健康保険

間接的になりますけども、この金額も所得から計算されます。
上記の税金の話で出てきた340万所得の方は、青色控除かみして基礎控除を戻すと、だいたい30万円(年額)ぐらいかな?

合計金額

最近は、年金も税金なんじゃないかと思っている人もおおいですので、たしときましょうか。
※かえってくるとは思えないですからね。
15、250×12か月=18万円ちょい

25万+20万+25万+30万+18万円=118まんえん。

つまるところ、確定申告で340万円の申告をすると、118万円はプールしておかないと赤字になってしまいますよーって話です。
残金222万円。

ふぅー。
並んだ数字が出せた。。。
縁起が良いでしょ!
来年もばっちり稼ぎましょう!